テムコドームジャパン株式会社

テムコ社は、アルミ構造の最新の技術開発と将来への投資を続けます お問い合わせ
テムコドームの特長
耐久性
  • ・ アルミニウムは、空気中において自然に酸化皮膜を生成し、この皮膜が腐食を防止するため耐食性に優れています。

  • ・ 部材同士の接合には防水・止水性に優れた方法を採用しています。

  • ・ 50年以上の耐用年数を有しており、維持管理軽減によるコスト縮減が可能です。
  • アルミニウムの特長
    ■ 軽い
    アルミニウムの比重は2.7と非常に軽く、鉄や銅と比べると約1/3 の重量です。
    ■ 強い
    アルミニウムは比強度(単位重量当りの強度)が大きく、鉄やステンレスと同等の強度を有しています。
    ■ 反射
    アルミニウムは、赤外線や紫外線などの光線、ラジオやレーダーから発する電磁波、さらに各種熱線をよく反射します。
    ■ 加工性
    アルミニウムは塑性加工がしやすく、さまざまな形状に成形することが可能です。
    ■ 無害
    アルミニウムは、無害で衛生的。食品や医療品の包装、飲料缶、医療機器および家庭用器物などで広く使用されています。
    テムコアルミドームではアルミ合金 A3003(パネル材)及びアルミ合金 A6061(骨組材)を使用しており、以下の試験により安全性を確認しております。
    JWWA Z 108 : 2000 (水道用資機材-侵出試験方法)
    JWWA Z 110 : 2000 (水道用資機材-侵出液の分析方法)
    アルミニウム合金の耐候性
    アルミニウムは、一般的に大気環境化において優れた耐食性を示します。
    大気に曝されたアルミニウムの長期的腐食の影響はありません。 テムコドームにおいて使用する Al-Mn 系、Al-Mn-Si 系については、陸上の大気中での平均侵食速度が年間 1 цm(1/1000mm)を超えることはありません。 また孔食についても、20年間の大気曝露で生じる最大孔食深さは0.2mm程度です。
    品質
  • ・ 品質管理の行き届いたISO認証取得控除言うでコンピューター制御により製成しているため、高品質、高精度な部材を供給できます。

  • ・ ロックボルトによる締結を行うため、振動・変形による緩みが生じない構造です。
  • アルミニウム合金の電食性
    アルミニウムストラットは、アルミニウム製もしくはステンレス製ロックボルトで結合されます。 ステンレス製ロックボルトを用いた場合には、異種金属の併用になり電食が懸念されますが、アルミニウムのボリュームに対してステンレスのボリュームが小さくまた、 ステンレスボルトの表面に電食防止処理がしてあるため電食が起こりません。 今までの実績からも電食は起きていません。
    風洞実験
    気象データの統計解析に基づく風洞実験を行い、圧力分布の計測、形状の最適化の確認を行っています。
    載荷実験
    戴荷実験を行い、三角構造の座屈性状の確認を行っています。
    施工性
  • ・ 部材が軽量で組立作業も簡単であるため施工性に優れています。

  • ・ ヤードで組み立てた後に一括架設できるため移動中のタンクにも施工可能です。

  • ・ 角型のタンクにも適用可能です。
  • 部材接合部の構造
    各スロットのフランジ上下のガセットとロックボルトを用いて接合します。 ロックボルトを用いているため、風などの振動により接合部が緩むことはありません。 さらに、上面にガゼットカバーを取り付けてシリコンコーキングを行うことで止水性を確保します。 また、スラットとパネルは、シリコンガスケットとバトン(パネル押さえ金具)を用いて接合しています。
    施工方法
    施工方法は、現場条件に応じて、搬入された部品をヤードで組み立てた後にクレーン等で一括架設する方法や躯体上で 直接組み立てる方法があります。 そのため、既設タンクを共用しながら屋根を施工することも可能です。
    施工方法
    → 詳しくは、「工法紹介ビデオ」をご覧ください。
    経済性
  • ・ 軽量でテンションリングを内臓した自立型構造であるため、PCタンクの側壁や 基礎構造への負担が少なくなり、経済的な構造設計ができます。

  • ・ 現場作業が少なく、省力化、工期短縮によるコスト縮減が可能です。
  • テムコはドームを建設するだけではなく、35年に渡る設計と技術の蓄積を在来の総アルミ構造にも活用しています。
    経済的あるいは物理的ニーズに応じ、テムコの技術は支柱を使用するかしないか、また、トラス構造か大スパンかに関わらず、 円型平面以外の構造にも適用できます。
    平らな屋根が必要な場合でも、このような非円型構造を円型タンクに応用できます。
    トラス構造屋根では、最小の水平力で大型大スパンの利点を生かせます。 このため、基礎の補強は通常、必要ありません。
    大スパンを必要としない場合は、テムコの支柱構造を利用すると建設コストを抑えることができます。
    テムコアルミドーム同様、非円型屋根でも点検口、天窓、ドアといった付帯設備をカスタム設計、製造できます。
    テムコの非円型製品の使用に際しては、第一供給システムも強力な利点となります。
    テムコでは設計から製造、建設に至るまで一貫して手がけております。